男性はなぜ育休を取らないのか?
こんにちは。(・∀・)
前回は柴山さんへのインタビューの様子を書かせていただきました。今回は私の夫や周りの男性にインタビューして浮かび上がってきた、男性の育休事情について書きたいと思います。題して「ザ・男性はなぜ育休を取らないのか」(←ザ はいらない気がしますね…)
インタビューを通して、男性が育休を取らない理由に次の3つが挙がってきました。
1、必要性を感じない
2、育休のイメージがわかない
3、仕事への影響
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1、必要性を感じない(妻からも要求がない)
男性の約3割が育児休業を取りたいと考えているが、実際の取得率は1.89 %というデータがあります。(※厚生労働省統計一覧より http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-24e-003.pdf )これは、裏を返せば約7割の男性は育児休業を取りたいと積極的には考えていないということになりますね。私が夫に育休について聞いた時も、
「うーん、会社がOKしてくれたら取るけどね…」
というような消極的な答えでした。もっと突っ込むと、
「子供に障害があるとか病気を持ってるとか、大変な状況だったら真剣に考えるけどね。それに、世のお母さん達はみんな、夫の力を借りなくても普通 に子育てしてるでしょ?」
という返答。
つまり“育児休暇を取ってまで、育児を手伝う必要性を感じない”という事ではないでしょうか。
第一子を産んだ時も、第二子を産んだ時も、私は仕事を退職しました。退職した理由は、子供を産んだ後も働き続けられるイメージがわかなかったからです。両親は県外に住んでいますし、夫に仕事を休んで育児を手伝ってもらうなんて、無理だろうなと半ばあきらめていました。しかし、今思えば女性のこういう消極的な姿勢が男性の育休取得率に影響を与えているのかもしれませんね。
2人の子供なのだから男女関係なく共同で育児に参加する事は当然の事なのに、「男性は外で仕事」、「女性は家で家事や育児」という固定観念が未だに存在しています。自分が育った環境や現在の周りの環境によるのかもしれませんが、女性からも、男性にもっと育児に参加して欲しいという要求を出していった方が良いのではないでしょうか。
2、育休のイメージがわかない
周りの男性で育休を取得している人がいないので、育休をどうやって取るのか、期間はどれくらい取れば良いのか、給料は出るのか、育休前に何をしておけばいいのかなど、分からない事が多くて育休のイメージがわかないようです。また、育児休業基本給付金の事や、育児休業者職場復帰給付金の事は知らない人の方が多い様ですね。
実際夫は、
「育休って、何か月も休むんだよね?しかも無給なんでしょ」
と言っていました。
参照:育児休業給付の内容及び支給申請手続きについて
https://www.hellowork.go.jp/dbps_data/_material_/localhost/doc/ikuji_kyufu.pdf
そして、まだ育休を取得した方の体験談を聞く機会が少ないこともあって、育休中にどんなことをするのかイメージがわかないという事情もあると思います。
3、仕事への影響
自分が休むことで他の人に仕事がまわり、迷惑がかかる。自分にしかわからない仕事があるから、休むと困る人が沢山出てしまうという不安があるようです。夫は、
「ただでさえ人が足りていない職場なのに、自分が休んだら、仕事がまわらなくなる。白い目で見られる」
と言っていました。
これは考えてみたら、おかしな話だと思います。一人の人間が抜けただけで、まわらなくなる組織は何か問題があるのではないでしょうか。マニュアルを作って伝達するなど、自分が抜ける前に何か対策を取ることはできるはずです。うちの会社でもっとも忙しかったはずの柴山さんが、現在育休中です。これは何を意味しているのか。働く女性が育児休暇を取っているのに、男性は取れないということはないのではないでしょうか。
また、男性に育休を取りたいという希望があっても、そもそも会社に育休の制度がない、制度はあっても仕事への影響から、暗黙の了解で取らないといったこともあるようです。これは社会全体の問題なのかもしれません。「子育て」を社会が支えようという姿勢が足りないのではないでしょうか。制度だけ作っても、それを利用できる雰囲気がなければ、意味がないと思います。
今必要なのは子供を預ける場所ではなく“一緒に子育てをしてくれる存在”だと思います。一番身近にいる夫が、子育ての一番大変な時期にその存在になってくれたら、世のお母さん達は本当に助かるし、心強いと思います。
以上今回は「なぜ男性は育休を取らないのか」について書いてみました。
この3つの理由をクリアできたら、日本人男性の育休取得率は上がるのかもしれませんね。
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社長研修には育休を。 【その2】
みなさん、こんにちは。今回も前回に引き続き、柴山さんとの対談の様子を書きたいと思います!(・∀・)
2、育児休暇に入る前の事前準備
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担当
「今回、育児休暇を取るにあたって、何か事前準備などはされたのですか?」
柴山
「準備したのは(1)決裁権の委譲(2)ワンランク仮昇格制度(3)仕組化の3つかな。
(1)決裁権の委譲
アスクルで注文するものの決裁権や、就業規則のある程度の改定とか、事業所内でやっているグループワークプログラムに関することとか。これまで僕がやっていたことを委譲しておきました。そうしないと、僕がいなくなったらまわりませんから。
(2)ワンランク仮昇格制度
例えば、事務員だった人が事務局長になるなど、ワンランク役職が上がる感じです。仮昇格とは言っていますが、僕が戻ってもそのままで、僕だけ抜ける、と(笑)
(3)仕組化
僕宛に届いた郵便物は、僕の自宅にすぐに送れるように、僕の自宅の宛先が書いてあるレターパックを用意しておきました。それから、ITの活用です。チャットワークのビデオチャットを使用してミーティングや面談、メンバーさんへのキャリアカウンセリングができるように準備してあります。
その他対外的な折衝などを、週に1回程度出勤してやることはあるかもしれませんが、基本的には僕がいなくてもまわるように、仕組みは作ってあります」
担当
「知らないうちに、色々考えてたんですね」
*****
やはり育児休暇を取るには、事前準備は大切な様です。今はITが普及していますので、自宅から指示を出したり、会社の様子を把握したりすることが 容易に出来るようになっているのではないでしょうか。
3.どうして日本人男性は育児休暇をとらないのか?
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柴山
「担当の旦那さんは、どうして育児休暇とらなかったの?」
担当
「夫に聞いてみたことがあります。“育児休暇とれないの?”って。返ってきた答えは『他の人が取っていないのに自分だけ取れない、自分の仕事が他 の人にまわってしまい迷惑をかけるんじゃないかと思って取れない』ということでした」
柴山
「皆がまだ残っているから自分だけ帰れなくて残業することと一緒かな」
担当
「そうだと思います。上司が残ってたら帰りづらいのと同じように、上司が育児休暇取っていないのに、自分だけ取るなんて言いづらい・・・」
柴山
「じゃあ、僕が育児休暇とったら、うちの男性陣はとりやすくなると思いますか?」
担当
「それはそうだと思いますよ」
柴山
「他にも理由がある気がします。自分の役割がなくなったら落ち込んでしまうから育児休暇を取れない人もいるんじゃないでしょうか」
担当
「自分が会社に戻った時に・・・もう席がなくなっているとか?」
柴山
「それは極端ですけど(笑)なんだったんだろう、起業してから今までの1年10か月は、、、と思ったり。事業をつくっていくフェーズでは自分が必要だったかもしれないけど、現時点ではいらないんじゃないかと思ったり。自分の役割を喪失してしまう感じでしょうか。僕じゃなきゃできない!と思っていたのにいざ戻ってきたら、『いなくてもできました』と言われてしまったりして」
担当
「それは確かにショックかも」
柴山
「僕は全然ショックじゃない。その分他の仕事ができるから。僕がいなければいないで、みんな自分達で何とかすると思いますし」
*****
育児休暇も残業も、同じような問題なのかもしれません。夫が言っていました、「上層部の意識が変わらなければ、制度が存在していても、それを使おうとする人は現れないんじゃないか」と。つまり、「残業するなよ」と言っている上司が遅くまで残業していたら、部下は帰りにくい。まず上司が残業なしで早く帰る姿勢を見せなければ、説得力が ないということです。育児休暇も、トップがもっと取るようになれば、部下も取りやすくなるのではないかと思います。それは同時に、部下が経営者目線を持って仕事に取り組む、良いキッカケになるかもしれませんね。
4.社長研修には育休を!
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柴山
「もう研修にしたらいいと思うんですよね、育休を。社長には研修がないし」
担当
「社長になるための研修ですか?」
柴山
「そうじゃなくて、社長がやるべき研修。社長は、育休を取った方がいいと思うんです。だって育休取ったら
1)自分がいなくても仕事が回るようになる。
2)戦略や提携など、現場以外の仕事に集中できる。
3)子供を持つ女性社員の気持ちが、分かるようになる。
から良い事ばかりですよ」
担当
「なるほど。『 社長研修には育休を 』って、良いですね」
柴山
「そうそう。『 アルジャーノンには花束を 』的な(笑)」
担当
「それはいい(笑)」
*****
何となくノリで考え付いたような合言葉ですが、『社長研修には育休を』を本気で推奨していきたいと思います!まずは会社のトップである社長が、育児休暇を取る。
→ 社長が取ったのを見て、他の社員も取るようになる
→ 育児休暇を取る父親が増える
→ 妻の育児負担が減る
→ 育児に前向きになる
→ 子供を作る人が増える
→ 少子化改善。
このような動きが、社会全体へ波及すれば日本全体を動かす原動力になるような気がします。(大きいこと言いました(笑))
以上、今回も、育休に入る前の柴山さんとの対談の様子を書かせていただきました。「社長研修には花束を」・・・・・いや違う(笑)「社長研修には育休を!」をスローガンを日本中に広めていきたいと思います!(・∀・)
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社長研修には育休を。 【その1】
今回は育児休暇をとることになった、 当社(ビューポイントコミュニケーションズ)の代表である柴山さんにインタビューをさせていただきました。事業所近くの喫茶店でのブログ担当(わたし)との対談です(・∀・)
【 育児中の柴山さん 】
1、どうして育児休暇をとろうと思ったのか。
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■ 1)自分がいなくても、会社がまわるのではないかという検証
柴山
「1番は、純粋に自分がいなくても会社がまわるんじゃないかということを検証してみたいんですよね。」
担当
「実験みたいな感じでしょうか。」
柴山
「そうだね。自分の中で、“僕がいなければダメなんじゃないか”というおごりがある気がして。意外に自分がいないならいないなりに、まわっちゃった!ってなるんじゃないかなと。そうしたら、自分は別の仕事ができるし、他のスタッフも成長するし、サービスを受ける方も長期的にみたら良いサービスを受けられるってことですよね。」
*****
「自分がいなくなったら、周りの人に迷惑がかかるのでは」という不安は、「自分がいなければ、会社はまわらない」というおごりと、隣り合わせなのかもしれません。その事に会社のトップが気づいているかどうかは、重要なポイントではないでしょうか。(自分がいなくなったら、会社は大変な事になってしまうという不安から、育児休暇を取るという選択肢自体を捨てている社長さんも多い、かも?)
■ 2)少子化問題対策や日本経済活性化等のために
柴山
「まず、日本の男性の育児休暇取得率って、0.7~2%(平成24年度は1.89%)しかないと言われいます。加えて、社長が育児休暇をとっているケースはもはや宝くじの当選確率ぐらい低いんじゃないでしょうか。いや、本当にこれは 低すぎると思うんです。少子化だし。少子化になると消費も生まれないから、経済にも直結してくるでしょ。経済が上向かないと就労先も生まれない。そうすると、わたしたちが携わっている就労支援という事業にも直結してくると思うんですよね。」
担当
「なるほど。夫が育児休暇を取るようになれば、奥さんの負担は減るし、夫は妻の気持ちが分かるし、子供への愛情も深まるしで、2人目、3人目を考える夫婦が増えるかもしれないですね。少子化対策にもなる・・・。」
柴山
「みんな働きすぎだと思うんです。。。もちろん、仕事ってやりきることとか、本気で取り組むことも大事だけど、それって時期を分けて、バランスをとれば、もっと、モチベーションも上がるし、本業もうまくいくと思うんです。なので、育休中は思いっきり休む方がいいと思います。なにより、夜遅くに帰ってきて、ちょっと子どもと遊ぶくらいでは分からないんじゃないかな、育児の大変さとか。世の中のお母さんはめちゃくちゃ頑張ってると思う。あとは、女性の就労支援を行う際に【女性の働き方を柔軟に。】とか【保育園拡充】も大事なんですが、個人的には男性の働き方を変えた方が女性の就労は促進されると思っています。」
*****
夫が育児に協力してくれるのと、してくれないのとでは2人目、3人目を考えるときに大きな差が出てくると思います。少子化、しいては日本経済の問題として育児休暇を捉える必要があるのかもしれません。
■ 3)子育て経験をしておきたい
柴山
「あと、子育てはみんなやった方が良いと思うんですよね。“母は強し”じゃないですけど。子育てを経験した女性は、言葉に重みがあるというか、説得力がある気がするんです。うちの女性陣をみてると特にそう思う(笑)」
担当
「なるほど。育児休暇中に子どもと接する時間を多く取れば、子どもを持つ女性社員の気持ちがわかるようになるかもしれませんね」
柴山
「そうね。そうしたら女性社員にモテるかも(笑)」
担当
「人望が厚くなるかも。」
柴山
「今はないかもしれないけど(笑)」
*****
2児の母親として言わせてもらうと、子育て経験は自分を成長させる、絶好のチャンスです。子育ては自分の思い通りに行かない事が多くありま す。“こんな人間だったっけ?”と、自分の意外な一面に気付いたり、感情のコントロールがうまくいかなかったり。(愛情を注ぐと 同時に、子供から愛情を受け取る経験は、かけがいのないものです。)
【 まだ産まれて間もない赤ちゃん 】
■ 4)妻を支えたい
柴山
「それとつわりで妻が苦しんでいるのも見たし、吐くのも見たし、お腹がでっかくなってくるのも見たし。一人だけに任せるのは、ずるい気がするんですよ。せめて子どもが生まれた後くらいは、力になりたいなと思いまして。」
担当
「優しいんですね。具体的には育児休暇中、何をしようと思われているんですか?」
柴山
「掃除・洗濯・料理・・・とか。赤ちゃんのオムツ替えたり、お風呂に入れたりですかね。」
担当
「素晴らしいですね。それだけ夫がやってくれたら、ずいぶん奥さんは助かると思います。出産後は、体の回復もまだの状態で、ホルモンバランスの乱れもあり母親にとっては大変な状況にあります。そんな時に、夫が支えてくれたらすごく助かると思いますよ。」
*****
出産後、妻の実家に里帰りをするパターンが日本には多いですが、これは生まれてすぐの父子の愛着形成にとっては、デメリットが多いような気がします。生後1か月間は、赤ちゃんはあっという間に成長します。その貴重な時期の子育てに父親 が参加しないのは、もったいない。
また、生後1か月は赤ちゃ んはよく泣くし、夜中も頻繁に起きます。その時期を夫婦2人で乗り切った!となれば、夫婦の結束も強まると思います。しかし柴山さんの奥さんは、愛されていますね!
■ 5)社長でも育児休暇を取得できることを証明したい
柴山
「あと、さっきも言ったのですが、社長が育休取ってるところって、あまり聞いたことがない。だから今回自分 が取って、社長でも取れるんだという事を証明できればいいと思う。しかも、法人設立してから2年たってませんしね。創業まもない忙しい企業の社長でもしっかりと準備や仕組み化をすればとれるんだ。ってね。」
担当
「先駆者ですね。」
柴山
「どうやって育休取ったんですか?って他の方に聞かれたら相談にのれるかもしれないし。あそこの代表は育休取ったらしいよって話になれば、トップが育休を取るということが社会全体に広がるかもしれないよね。きっと、社会ってだれかひとりとかどこかの法人ひとつの取り組みでは変わらないと思っていて、ひとりひとりが自分ごとだと思って、小さな一歩をひとりひとりが積み重ねていくことでひとつの変化につながるのではないかなとも思っています。」
*****
確かに社長で育児休暇を取った人というのは、あまり聞いたことがありません。取った人でも、週1とか短期間であることが多かったり。今回、柴山さんは2か月の育児休暇を予定ですよね。この取り組みが先駆けとなって少しずつ広がっていくといいですね。
以上、今回は「なぜ、育児休暇を取ろうと思ったのか」について、柴山さんにインタビューしてみました(・∀・)次回は「なぜ日本人男性は育児休暇を取る人が少ないのか」などについての対談の様子を書きたいと思います。
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本業以外で稼いでみる。
こんにちは。つぶやきコラムのお時間です。(・∀・)
今日は21世紀の新しい働き方に取り組む企業のご紹介です。
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クラウドワークス http://crowdworks.jp/
クラウドワークスは、「クラウドソーシング」を活用したオン ラインのお仕事 マッチングサイトです。 スキルを持ったエンジニア・デザイナー・ライターが全国から 集結しており、 1時間単位で気軽に仕事を発注することが可能です。
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インターネット上で仕事の発注・受注が行われるということですね。 そして最近クラウドワークスは、ベネッセコーポレーションが運営する「ウィメンズパーク」というサイトで、主婦向けに在宅ワークのお仕事情報を提供し始めました。 http://women.benesse.ne.jp/work/pc/
このサイトには、 ・ プチ稼ぎ ・ 在宅ワーク ・ 覆面調査 ・ パート、アルバイト の情報が載っています。 本業以外の副業をやってお金を稼ぐのは、これからの新しい働き方かもしれませんね。 ちなみに、私も妊娠中仕事ができなかった時期に、色々やっていました。私が行ったものは「覆面調査」や「プチ稼ぎ」です。
覆面調査とは何か?
お客のふりをして、接客や店の清掃具合などをチェックするお仕事です。 まず、ミステリーショッパーというサイトに登録し、色々なお店の覆面調査情報の中から、自分がやってみたいなと思ったものに応募します。
私 が行ったのは、
・ 居酒屋
・ ガソリンスタンド
・ 保険見直し
の覆面調査です。
居酒屋の覆面調査は、楽しかったですね。家族で行って、店員さんの動きや言動、お店の清潔具合等をチェックします。(ばれないようにしなくてはいけないので、結構ドキドキです。)4500円分くらい、注文して、あとか らレポートとレシートを提出すれば、お金が振り込まれるというシステムです。
ただでご飯が食べられる、美味しい調査でした。(*^_^*)
ガソリンスタンドは、ガソリンを入れて、洗車して店員さんの受け答えをチェック。保険見直しは、保険相談をするだけ。(これが結構報酬が高い)ちょうど妊娠して保険の見直しをしなきゃと思っていたので、いいプチ稼ぎでした。
ただ、このプチ稼ぎは、必ず「店員に話しかける」というノルマがあります。店員さんの反応をレポートにしなくてはいけませんので。レポートは、アンケートに答えていく感じなので、難しくはありません。
あと、プチ稼ぎとしては、ヤフオクですね。
引越しする際、不要になったものが沢山あったので、出品していました。子供が使わなくなったものや、妊娠中しか使わないものなど、安く手に入れたい人は沢山いるので、双方にとってメリットがあるのかなと思います。
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今回はこれぐらいで。 つぶやきコラムでした~(^.^)/~~~
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「感謝」と「褒める」
みなさん、こんにちは。 (^_^)/
恒例の(?)のつぶやきコラムのお時間です。
今日は、コミュニケーションについて、特に「感謝」と「褒める」について書きたいと思います。コミュニケーションのKHK術というのをご存知ですか?
1.K(感謝)
2.H(褒める)
3.K(気遣う)
の3つのことを言います。この3つは出し惜しみしないで、どんどん使う方が良いとされています。
1.のK(感謝)、つまり「ありがとう」の言葉の持つ力を実感した出来事を書きますね。
私が結婚する前、もう5年以上前のことですが、精神科以外の病院経験がないと、将来的に困る!と思い、市内 のめちゃくちゃ忙しい呼吸器科に修行に行ったことがあります。
それはそれは、忙しい科で、病院内でも3本の指に入る位、忙しい科でした。呼吸器科なので、主に肺癌の患者さんが沢山入院していて、手術も沢山するし、肺癌は亡くなる方も多いので急変患者さんも多い。とにかく、1日中走り回っているような科でした。
勤務時間もめちゃくちゃ長かったです。残業は当たり前。精神科以外の経験がなかった私は、自分を「新人だ」と意識して(今も同じですが)朝は早めに行ってカルテから情報収集をしたり、点滴の用意をしたりしました。
なので、日勤は7:30には出勤します。
日勤:7:30~19:00をやって、家に帰り、少し仮眠をとったら、すぐに深夜勤がやってきます。深夜勤:23:30~10:30位です。
仮眠なんて、取れるはずもなく、深夜勤を11時間近くやるわけですから、深夜勤が終わるころにはもうヘトヘトです。私は原付で通っていましたので、フラフラしながら運転し、「あぁ私は病院に殺される」と思ったものです(笑)
でも、不思議とやめたいとは思いませんでした。
私以外にも、精神科経験しかない同僚が他の科に修行に来ていましたが、3か月も経つとバタバタと元の病院に戻っていきました。
話を聞くと、
「人間関係がきつい」
と言うのです。
なぜ私はやめたいとまでは思わなかったのか。
そこで「ありがとう」の力を感じることとなります。
私が配属された病棟は、「ありがとう」の言葉がスタッフ間でとても多く飛び交っていたのです。
「患者さんの清拭(体を拭くこと)、やっておいたよ。」
「わー、ありがとうございます!」
「〇〇さん、●●については、いつも助かってます。ありがとうございます!」
などなど。
私が意識して使っていたわけではなく、配属された当初から、皆そうしていました。私もつられて、何かしてもらったら、「ありがとう」の言葉を必ず、そして
ちょっと 多めに言うようになりました。
なぜか、「ありがとう」と言われると、「またやってあげよう」という気持ちになるんですね!
なので、助け合いの精神が病棟内に広がり、仕事がなかなか進んでいない人を見つけては「やっておこうか?」と声をかける姿があちこちで見られました。
3.K(気遣う)も生まれるという事でしょうか。
この雰囲気は、働いていてとても気持ちが良かったです。
それからもうひとつ、2.H(褒める)の力を実感した経験を書きます。
(もう少しお付き合い下さい)
私は大学時代、朝日キャンプカウンセラーというものをやっていました。簡単に言うと、障害のある子とない子が一緒になってキャンプをし、それをサポートする役です。私はある年にキャンプディレクターをやりました。
(ちなみにキャンプネームは「みさいる」でした。)
←どうでもいい情報ですが。。。
その年は1999年。ノストラダムスの大予言の年です。
←これもどうでもいいか。。。
障害の有無にかかわらず、お互いの良いところを感じ合ってほしいという願いから、キャンプのテーマを 「いいとこ探しの旅」 にしました。そして、障害のある子もない子も、何か一言で感情を表現できるような、合言葉はないかと考えました。そこで考え出した合言葉が
「 いいねー! 」 です。
何かちょっとしたことでも、良いところをみつけたら、「いいねー!」と言ってみる。ダンディ坂野の、ゲッツ!!の指で。
←覚えていますか、皆さん・・・・・。
キャンプ場では、いたるところで「いいねー!」という言葉が聞かれました。
「その服、いいねー!」
「○○に行こうか!」 「いいねー!」
「○○君、手伝ってくれてるね。」 「いいねー!」
「冷やし中華にマヨネーズ付けちゃう?」 「いいねー!」
「カラシも?」 「いいねー!」
・・・脱線しました(汗)
障害のある子が自分の得意な一芸を披露してくれたら、すかさず「いいねー!」(ゲッツ!の指で) ← しつこい
この「いいね」効果は思う以上に大きく、障害のある子もない子も、大学生も大人も、すべての立場の人を巻き込んで、言葉には表せない雰囲気を生み出していました。
「いいね」と言われると、自分を認めてもらった気になる。
そして、他の人にも言ってあげようという気持ちになる。
私達人間は、心の奥底では「承認してほしい」「認めてほしい」と思う生き物らしいです。なので、その承認要求を満たすことで、あらゆる相乗効果を生み出すことが出来るのだと思います。
皆さん、会社で働いていて、
「一生懸命やってるつもりだけど、周りの皆がすごいから、頑張っても自分が出
来ている気がしない」
「私、役に立っているのかなー」
と思ったことはありませんか?
私は「ありがとう」と「ほめる」を、会社内でもっともっと広げられたら、自己肯定感も上げることができるのではないかと思っています。チャットやメールもいいのですが、やはり基本は対面が良いです。
何かやってもらったら、感謝の言葉を言葉で伝える。
「いいとこ探し」をスタッフ間でやってみる。
できるところから、実践していきませんか?
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以上、つぶやきコラムでした~(^_^)/
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